FXGTのスキャルピング情報【ルールの解説とスプレッドを比較】
「海外FXでスキャルピングは不利」と最初から決めつけてはいませんか?
確かに海外FXのSTP口座(いわゆるスタンダード口座)はスプレッドが広め。
そのためスキャルピングするのに向いていない印象があります。
しかし、FXGTにはECN口座とプロ口座があり、コストを気にせずにスキャルピング取引することが可能です。
特にプロ口座はスプレッドが狭いにも関わらず取引手数料が発生しません。
今回はスキャルピング取引の特徴、FXGTでスキャルピングを行うために知っておきたい情報を掲載します。
この記事を読むことで、仮想通貨FXのスキャルピングは特にFXGTで行うべき理由がわかります。
スキャルピングとは
スキャルピングとは、数秒から数分の間に行う短期売買のことを指します。
- スキャルピング⇒数秒~数分
- デイトレード⇒数時間~一日
- スイングトレード⇒数日~数週間
スキャルピングは取引から決済までが最も短い取引手法。
したがって一回の取引で得るのは基本的に数pips程度となり、その分取引回数を多くすることでまとまった利益を獲っていきます。
スキャルピングトレードのメリット
経済指標の発表や要人発言など、突発的に発生するリスクの影響を最も受けにくいのがスキャルピングの特徴です。
損失時の金額も長期間の取引と比べて抑えられる傾向にあります。
マイナススワップポイントによる損失が発生しないのも大事なポイントです。
マイナススワップとは
二か国間の金利差によって支払わなければならない損失のこと。
空き時間にすぐ取引できる点も、忙しい兼業トレーダーにとってのメリットといえるでしょう。
スキャルピングトレードのデメリット
スプレッドの影響を最も受けやすいのがスキャルピングの欠点です。
売値 143.357
買値 143.38
スプレッド=2.3pips
FXGTのスタンダード+口座におけるドル円の最低スプレッドは平均2.4pips。
つまりスタンダード+口座でスキャルピングした場合、仮に1ロットでエントリーすると-2,400円(-2.4pips)からのスタートとなります。
そのためスキャルピングをメインにするのであれば、ECN口座もしくはプロ口座に切り替えることが必要です。
スキャルピングするならECN・プロ口座の使用が必須
スキャルピングにおけるスプレッドの問題は、FXGTのECN口座またはプロ口座を使用することで解決します。
- スプレッドが最も狭い
- 1ロット辺りの取引手数料が6ドル(為替)発生する
- 約定力が高い
- ロスカット水準が40%と高め
- スタンダード+口座よりスプレッドが狭い
- ECNと違い取引手数料がかからない
ECN口座とプロ口座はスプレッドが狭いのが特徴。
口座タイプ | ドル/円の平均スプレッド |
---|---|
スタンダード+口座 | 2.4pips |
ECN口座 | 0.5pips |
プロ口座 | 0.8pips |
スキャルピングをするのであればスプレッドが狭い、ECN口座もしくはプロ口座を開設することをオススメします。
ただし、どちらの口座もボーナス対象外となる点に注意が必要です。
FXGTでスキャルピングするために知っておくべきこと
FXGTでスキャルピングをするうえで基本となる情報を掲載。
スキャルピングの可否やFXGTで取引するうえでのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
FXGTはスキャルピングを公認している数少ないFX会社
FXGTは公式ホームページにて、スキャルピングの許可を公表しています。
参照元:FXGTヘルプセンター
スキャルピングの可否に関する明記がない会社ではスキャルピングが口座の凍結理由にもなりかねないため、これは大事なポイントです。
その点、FXGTなら安心してスキャルピングトレードができます。
FXGTなら自動売買ツール(EA)を使ったスキャルピングも可能
自動売買ツール(EA)を使ったスキャルピングに関して、FXGTは現在のところ規制していません。
そのため、問題なくスキャルピングタイプのEAを稼働させることができます。
ただし、短期間に大量の注文を飛ばしてサーバーがダウンするようなEAの使用は禁止されているので注意。
一般に販売されているMT5用のEAならまず問題がないので、そちらを使うようにしましょう。
仮想通貨のスキャルピングならFXGTがダントツ!
FXGTは他社より仮想通貨のスプレッドが狭いという大きな長所があります。
FX会社名 | BTC/JPYの平均スプレッド |
---|---|
FXGT(スタンダード+口座) | 5,452 |
FXGT(プロ口座) | 2,529 |
FXGT(ECN口座) | 865 |
Titan FX(スタンダード口座) | 2677 |
Titan FX(ブレード口座) | 2677 |
CryptoGT | 2000~3000 |
※上記数値は公式サイトより引用元
※²ECN口座は0.1%の手数料が発生します。
スタンダード+口座はスプレッドが広いものの、プロ口座とECN口座のスプレッドは他社より狭いのが強み。
取り扱っている仮想通貨の種類も多いうえに、レバレッジも最大1,000倍で取引可能。
仮想通貨でFX取引するならFXGTを選ぶほうが間違いなくお得です。
仮想通貨のFX取引はレバレッジの制限に注意
FXGTで仮想通貨を取引するうえで覚えておきたいのが、レバレッジの制限について。
FXGTでは「ダイナミックレバレッジ」を採用しています。
ダイナミックレバレッジとは
取引量に応じてレバレッジが制限される仕組みのこと。
FXGTでは仮想通貨を最大レバレッジ1,000倍で取引が可能ですが、取引量が一定数を超えると自動的にレバレッジが制限されます。
- ビットコイン(BTCJPY,BTCUSD)
- イーサリアム(ETHJPY,ETHUSD)
- リップル(XRPJPY,XRPUSD)
などの仮想通貨のレバレッジ制限は以下の通りです。
制限レベル | 取引量 | レバレッジ |
---|---|---|
ティア1 | 1 0ドル以上5,000ドル未満 | 最大1,000倍 |
ティア2 | 5,000以上10,000ドル未満 | 最大800倍 |
ティア3 | 10,000以上50,000ドル未満 | 最大400倍 |
ティア4 | 50,000以上100,000ドル未満 | 最大100倍 |
ティア5 | 100,000以上200,000ドル未満 | 最大50倍 |
ティア6 | 200,000ドル以上 | 最大20倍 |
日本円にして約70万円以上の取引を行うと、レバレッジが制限される点を頭に入れておきましょう。
※1ドル=140円で計算。
為替のスプレッドはやや広め
FXGTは他社と比べると為替のスプレッドがやや広いといえます。
FXGT | XM | Exness | HFM | AXIORY | |
---|---|---|---|---|---|
USDJPY | 2.4pips | 1.6pips | 1.1pips | 2.0pips | 1.7pips |
GBPJPY | 4.4pips | 3.7pips | 2.0pips | 4.0pips | 3.0pips |
EURJPY | 3.7pips | 2.4pips | 1.9pips | 2.6pips | 1.8pips |
FXGT (ECN口座) | XM (ゼロ口座) | Exness (ゼロ口座) | HFM (ゼロ口座) | AXIORY (ナノ口座) | |
---|---|---|---|---|---|
USDJPY | 0.5pips | 0.1pips | 0.0pips | 0.9pips | 0.5pips |
GBPJPY | 1.0pips | 1.3pips | 0.0pips | 0.9pips | 1.7pips |
EURJPY | 0.9pips | 0.5pips | 0.0pips | 1.4pips | 0.6pips |
この点においてFXGTはスキャルピングにやや不向きといえるかもしれません。
「スタンダード+口座はスプレッドが広いし、ECNは手数料がかかるからちょっと・・・」という方には、プロ口座がオススメ。
プロ口座はECN口座レベルのスプレッドの狭さにくわえて、何より手数料がかからないという大きなメリットがあります。
ボーナスこそ受け取れませんが、為替のスキャルピングにも対応できる口座タイプといえるでしょう。
為替のレバレッジ制限は4ロットから
メジャー通貨ペアに適用されるダイナミックレバレッジは以下の通りです。
制限レベル | 取引量 | レバレッジ |
---|---|---|
ティア1 | 0ドル以上300,000ドル未満 | 最大1,000倍 |
ティア2 | 300,000以上1,000,000ドル未満 | 最大500倍 |
ティア3 | 1,000,000以上2,000,000ドル未満 | 最大200倍 |
ティア4 | 2,000,000以上3,000,000ドル未満 | 最大100倍 |
ティア5 | 3,000,000以上5,000,000ドル未満 | 最大50倍 |
ティア6 | 5,000,000ドル以上 | 最大20倍 |
為替のレバレッジ制限は約4,200万円以上、4ロット相当の取引から制限されます。
※1ドル=140円で計算。
1,000倍から500倍に切り替わってしまうので、ハイロットのスキャルピングを行う際には制限を忘れないように気を付けましょう。
ストップレベルがやや広い点に注意が必要
FXGTはストップレベルがやや広めの設定です。
ストップレベルとは
指値・逆指値注文を行う際に、現在のレートより離さなければならない値幅の設定のこと。
指値・逆指値注文を設定するためには、ストップレベルの分を離して設定する必要があります。
口座タイプ | ストップレベル |
---|---|
スタンダード+口座 | 6.2pips |
ECN口座 | 3.2pips |
例えばドル/円が140.00のときにスタンダード+口座で損切り注文を出す場合、
- 買い注文の損切⇒139.938以下
- 売り注文の損切⇒140.062以上
上記の数値になるように設定するイメージです。
ストップレベルはスキャルピングEAを設定する際には特に留意する必要があります。
FXGTでスキャルピングを行うのであれば、できる限り手動で注文を出すことがベストといえるでしょう。