XMのゴールド取引を解説【取引時間は?1ロットっていくら!?】
海外FXでのゴールド取引に興味がある方に向けて、XMのゴールド取引の基本を解説。
ゴールドの特徴やゴールドを取引するメリットのほか、取引可能時間や1ロット辺りの取引単位といった事前に知っておくべき情報を掲載しています。
ゴールド(Gold)取引の特徴とは
ゴールドを取引するために覚えておきたい特徴は3つ。
- 値動きが激しい
- スプレッドが広め
- デイトレード~スイングトレード向き
取引前に上記の点を確認しておきましょう。
他の取引銘柄と比べて値動きが激しい
ゴールドは値動きが激しいのが最大の特徴。
同じく値動きが激しいとされているポンド/円よりも、ゴールドのほうが大きく動きます。
取引銘柄 | 平均の値幅(一日の最高値-最安値) |
ゴールド | 200pips |
ポンド/円 | 130pips |
ユーロ/円 | 80pips |
ドル/円 | 70pips |
ドル円と比較すると3倍近い値動きの差がありますね。
大きく動く分、一日に狙える損益も大きくなるのがゴールドの大きな特徴です。
通貨ペア取引と比べてスプレッドが広い
ゴールドを取引する際にはスプレッド差に注意。
スプレッドとは
買値と売値の差のことで、取引手数料のようなもの。
取引銘柄 | 最低スプレッド |
ゴールド | 2.5pips |
ポンド/円 | 3.2pips |
ユーロ/円 | 2.1pips |
ドル/円 | 1.5pips |
ゴールドは通貨取引と比べてスプレッドが広めです。
値動きがあるため実際はそこまで大きな負担ではありませんが、数pipsを狙うようなスキャルピング取引には向いていない銘柄といえるでしょう。
短時間で大きく動くのが最大のメリット
ゴールド取引の最大のメリットは値動きの大きさ。
これが現在ゴールド取引が人気の大きな理由です。
ゴールドは数時間でも大きく動くので、一日のうちに取引が完結するデイトレード向きに最適といえます。
特に欧州時間とNY時間である15時~23時の値動きは活発。
上記の時間帯のみの取引でも、十分な利益を狙えるチャンスが転がっています。
XMのゴールド(Gold)取引の基本情報を解説
取引前にXMのゴールド取引の基本を確認しておきましょう。
XMならレバレッジ1,000倍で取引可能
海外FX会社によって利用できるレバレッジの上限は決まっています。
XMはレバレッジ1,000倍を提供、小資金でもゴールドを取引できるのが強みです。
レバレッジとは
預けた投資資金よりも大きな資金を動かせる仕組みのこと。
このレバレッジが大きいほど、小資金で大きな取引が可能となります。
XMは大手FX会社の中でもトップクラスにレバレッジが高いのが特徴です。
口座タイプ | 最大レバレッジ |
マイクロ口座 | 1,000倍 |
スタンダード口座 | 1,000倍 |
KIWAMI極口座 | 1,000倍 |
ゼロ口座 | 500倍 |
また、大きな取引に例え失敗しても自己資金を超えてマイナスになることはありません。
その理由として、XMではゼロカットを採用しています。
ゼロカットとは
自己資金を超えたマイナス(追証)を業者が負担してくれる仕組みのこと。
預けた金額以上のマイナス(負債)が発生することはないため、安心してゴールドが取引できる点もXMを使うメリットの一つです。
取引可能時間は平日07:05~05:55
ゴールドは通貨ペアのFXと違い、平日も24時間取引できるわけではありません。
1日に1時間近く取引できない時間があるので、下記のゴールドが取引可能な時間を必ず確認しておきましょう。
- 夏時間07:05~05:55
- 冬時間08:05~06:55
※土曜日は夏05:50/冬06:50まで
上記の時間外はエントリーも決済もできないので注意。
また早朝はスプレッド差が大きく広がる傾向にあるので、デイトレード目的であれば時間内の決済を心がけましょう。
売り(ショート)なら金利をプラスで得られる
ゴールドを売り(ショート)で保有した場合、プラスの金利が発生します。
仕組みとしては通貨取引のスワップポイントと同じです。
スワップポイントとは
二か国間の金利差によって発生する損益のこと。
マイナススワップならこちら側が支払う必要があり、プラススワップなら金利の差額をこちら側が得られます。
ロングスワップ | ショートスワップ |
-31.21 | 16.67 |
2023年6月現在は、1ロット(10万通貨)辺りの取引で約2,400円/1日の金利を獲得できる計算です。
逆に買いポジションでは約4,400円/1日を支払うことになるので注意。
またKIWAMI極口座での取引ではスワップポイントが発生しない点も覚えておきましょう。
XMのゴールド(Gold)取引の1ロット(lot)はいくら?
通貨ペアの取引からゴールドの取引に移ったときにややこしいのが、1ロット辺りの損益計算ですよね。
こちらのページで簡単にまとめていますので、おさらいも含めて確認しておきましょう。
スタンダード口座での取引では1ロット=100オンス
ゴールドの1ロット辺りの単位は以下の通りです。
口座タイプ | 単位 |
スタンダード口座 | 100オンス |
ゼロ口座 | 100オンス |
KIWAMI極口座 | 100オンス |
マイクロ口座 | 1オンス |
マイクロ口座は他の口座タイプと比べて1/100の数量となっています。
スタンダード口座の0.01ロット=マイクロ口座の1ロット
マイクロ口座と他の口座を使い分ける場合は、ロットの違いに特に注意が必要です。
ゴールド(Gold)の損益は1pips=約1,400円
ゴールドの価格は0.1ドル=1pips換算です。
例えばゴールドの現在の価格は1957.27なので、10pips上がった場合は1958.27に。
逆に10pips下がった場合は1956.27となります。
10pips動いたときの損益は以下のように計算可能です。
1ドル(10pips)×100オンス(1ロット)=100ドル
100ドル×141.85(為替レート)=14,185円
1ロット(100オンス)の取引は、現在のドル/円レートだと1pipsあたり約1,400円の損益が発生すると考えてもらえばOK。
尚マイクロ口座の場合は1ロット=1オンスになるので、1pips辺り約14円の損益となります。
XMでゴールド(Gold)取引をするための手順
ゴールドを取引するためには、通貨ペアのリストから自分で追加する必要があります。
以下のページでは、パソコン版とスマートフォン版MT4/MT5でゴールドのチャートを表示するための手順を解説しています。
パソコン版MT4/MT5でチャートを開く
パソコン版MT4/MT5でゴールドのチャートを開く手順は以下の通りです。
ダブルクリック後に左のドルマークが黄色になればOKです。
これでゴールドのチャートが表示されました。
尚、XMの場合は口座タイプによってGOLDの名称が違います。
スタンダード口座→「GOLD」
マイクロ口座→「GOLDmicro」
KIWAMI極口座→「GOLD#」
ゼロ口座→「GOLD.」
名称はそれぞれ異なりますが、表示されるチャートに違いはありません。
スマートフォン版MT4/MT5でチャートを開く
スマートフォン版MT4/MT5でゴールドのチャートを開く方法は以下の通りです。
+マークをタップしたら、左上の<マークを2回押して気配値の画面に戻ってください。
銘柄の一覧に「GOLD」が追加されています。
これでゴールドのチャートを開くことができました。
あとは通常通りFX取引が行えます。
注文をする前にはロット数の確認を忘れないようにしましょう。